Langlitz Leathers(ラングリッツレザー)一生モノのライダースジャケットおすすめブランド

Langlitz Leathers(ラングリッツレザー)の概要・ブランド情報

バイカーの安全を考慮した妥協のないライダースジャケットで世界中のファンを魅了するLanglitz Leathers(ラングリッツレザー)。

 

ライダースジャケット人気ブランドのLanglitz Leathers(ラングリッツレザー)のロゴマーク

 

アメリカのバイク史上に残る最高のレザーブランドとして賞賛されるLanglitz Leathers(ラングリッツレザー)。

 

ライダースジャケットに見られる圧倒的なクオリティの高さとデザインの完成度で、全世界のバイカーたちを虜にするブランドです。

 

 

1940年代、アメリカはオレゴン州ポートランドに、地元で有名な無類のバイク好きがいました。

 

彼の名前はRoss Langlitz(ロス・ラングリッツ)。

 

17歳のときに不慮のバイク事故により、ロス・ラングリッツは右足を失いますが、バイクへの熱い想いは変わることなく、義足で数々のレースに参戦。

 

なんと17年間で47個もの賞を獲得する偉業を成し遂げた伝説のバイカーです。

 

そんな彼が立ち上げたブランドがLanglitz Leathers(ラングリッツレザー)です。

 

 

戦前、創業者のロス・ラングリッツはアリゾナ州フェニックスでハーレーショップのメカニックとして腕を磨き、戦時中はオレゴンにあった軍所有のグローブ工場にてレザーの裁断や縫製などの加工技術を習得。

 

そこで培った知識と技術を活かし、1946年頃からは自ら使用するグローブや、家族や友人など近しい人たちのためにジャケットを製作していました。

 

そして1947年、オレゴン州ポートランドにてラングリッツレザーの前身となるレザー工房「The Leather Garment Shop(ザ・レザー・ガーメント・ショップ)」をオープン。

 

ここからラングリッツレザーの歴史がスタートします。

 

同工房をオープンしてから1949年までの間は、「Speedway Togs(スピードウェイ・タッグス)」
というブランド名で商品を展開。

 

その後、1950年以降からは社名・ブランド名をLanglitz Leathers(ラングリッツレザー)へと統一し現在に至っています。

 

 

ラングリッツレザーのライダースジャケットが強くこだわっているのは、創業者のロス・ラングリッツがバイク乗りであるがゆえの着心地、フィット感、防備性。

 

ブランドの信念とも言うべき、このこだわりのもと、設立当初よりラングリッツレザーは「第二の肌のようなフィット感と防備性」をコンセプトに掲げ、バイク乗りの為のライダースジャケットを手掛けています。

 

また、ラングリッツレザーはカスタムメイドが基本で、オーダーにあたっての採寸は12ヶ所にも及び、上記のコンセプトを前提としたクオリティを維持するため一日の生産数はわずか6着のみ。

 

実際、ブランドには相当数のオーダーが寄せられていますが、ラングリッツレザーは創業以来、大量生産に踏み切ったことは一度もありません。

 

もちろん、企業の利益を第一優先で考えれば、大量生産の道を歩み事業を拡大するという選択肢もあったはずです。

 

しかし、顧客一人一人に丹精を込めて作り上げる姿勢こそがラングリッツレザーの揺るがぬ信念でありプライドなのです。

 

1985年、創業者のロス・ラングリッツが亡くなって以降は、次女であるジャッキー・ラングリッツ・ハンセンがオーナーとなり経営にあたっていますが、ロス・ラングリッツのDNAはしっかりと引き継がれ、現在も一日の生産ペースは変わることなくオレゴン州ポートランドを拠点としてライダースジャケットを作り続けています。

 

 

ちなみに、現在ラングリッツレザーが展開するライダースジャケットは、以下の4つのラインで構成されています。

 

  • Columbia(コロンビア)
  • コロンビアはラングリッツレザーの中で最もトラディショナルなライン。
    形はスタンダードなダブルライダースジャケットで、ブランドが創業した1947年から継続して展開されている人気モデルです。

 

  • Cascade(キャスケード)
  • ラングリッツにおいて、コロンビアに次いで歴史のあるラインがキャスケード。
    コロンビアに比べてシンプルかつスポーティーな形状をしたダブル仕立てのライダースで、本格的なバイク走行を考慮したデザインと造りが特徴的です。

 

  • Timberline(ティンバーライン)
  • ティンバーラインはフロント部に施されたウエスタン調のヨークが目を惹くレザージャケット。
    プルオーバー&胸元レースアップ仕様の基本モデルは気軽に着られるウエスタンレザーシャツという感じですが、フルジップスタイルの本格的なシングルライダースとしてカスタムすることも可能です。

 

  • Vintage Line(ヴィンテージライン)
  • ラングリッツレザーを代表するコロンビアやキャスケードをはじめとし、ブランド創業時から作られてきた名作ヴィンテージモデルを復刻したライン。
    奥深いラングリッツレザーの歴史を表したヴィンテージラインは、現行モデルとはまた違った魅力を堪能できるラインナップが揃います。

 

 

Langlitz Leathers(ラングリッツレザー)の魅力は、創業者のロス・ラングリッツ自身もバイク乗りであったからこそ、バイカーとしての視点でこだわり抜いた圧倒的な品質。

 

トラディショナルな製法から生み出される普遍的なディティール、そして確かなクオリティを兼ね備えたラングリッツレザーのライダースジャケットは、見た目だけをなぞらえた生半可な革ジャンでは到底真似できないレベルの存在感を放っています。

Langlitz Leathers(ラングリッツレザー)の人気モデル・傑作ライダース

Columbia(コロンビア)

 

Langlitz Leathers(ラングリッツレザー)の中で最も伝統的なラインであり、1947年の創業時から継続して今も展開されている人気モデルがColumbia(コロンビア)。

 


Langlitz Leathers Columbia BLACK

 

バイク乗りの為に考えられた数々のディテールと妥協のないデザイン性が特徴のコロンビアは、ヴィンテージバイクのユーザーやコアなレザージャケット愛好家からも高い支持を得ています。

 

ホールド感を高めて腰を守れるようにフロントよりも長めに作られたバック・ボトムス、ライディングの際のグリップを握った姿勢を考慮して仕立て上げた背中のアクション・プリーツなど、バイカーへのこだわりが随所に施されたコロンビアは、キング・オブ・ライダースジャケットの名に相応しい風格が漂います。

 

なお、コロンビアはスタンダードなダブルライダースで、肩部のエポレットやベルトは付属していない極めてシンプルなデザインです。

 

ただ、ラングリッツレザーは自由度の高いカスタムが可能で、プレーン仕様のコロンビアをベースに、レザーやファーのチョイス、ベルトの追加など様々なオプションを追加できます。

 

ちなみに、同じコロンビアの名が付くPadded Pocket Columbia(パッテッド・ポケット・コロンビア)というモデルがありまして、こちらはコロンビアのオプション追加版的な存在で、肩や肘に当てられたレザーパッドや、10個のポケットが装備されています。

 


Langlitz Leathers Padded Pocket Columbia